ハンドプレス機で銅版を押す 。

エッチング版画用のプレス機を使います。
鉄板の上に両面テープを使い版を固定します。

鉄板は2本の太い鉄のローラーで挟まれていて
その間を通る事で加圧されます。

版の上に、荒立ち地染めした革を乗せます。
この際、乾燥しすぎていると版が深く入らず
水分が多いと革を傷めてしまいます。
感覚的には9割方の乾燥状態が良いように思います。
すでに乾燥しきってしまった物はタオルなどで軽く濡らし
落ち着くまで置いてからプレスします。

十字のハンドルを等速でゆっくり回します。

これで、革に銅版の凹凸が転写されました。
一度押された凹凸は戻りません。